被相続人60歳 (茨城県)
相続人2名(姉2名) 遺産総額4,700万円
銀行口座11口
税理士報酬 500,000円 (税務調査及び期限後申告の姉分申告込)
上場株式、投資有価証券と現預金のみの相続財産でしたが、姉妹の折り合いが悪く、私からも姉には連絡をとることもできず遺産分割協議を行うことができませんでした。
当初相続財産は未分割の状態で妹の分のみ申告を行いました。
死因が自殺で、また亡くなる直前に数多くの多額の預金引き出しを行っていましたが、その行方が不明であったことが原因で1年半後に税務調査が入りました、使途は親しかった妹でもわからず、また兄妹は別居していたため妹が不正に現金を得ていた可能性もほとんどないため是認となりました。
ただこの税務調査がきっかけで姉のほうにも税務署から連絡が入り、結果として法定相続分(1/2)で相続するという分割協議がまとまり姉のほうの申告も無事終了しました。